君に逢いたい

 青い青い空　白い白い雲

肌に触れる風は冷ややかなのに

その中に溶けてしまいたくなるほど　愛しい日差し

空はどこまでも青い　雲はふわふわと白い

君はそこから来るの？

赤や黄色の布を纏った　妖精達をつれてくるんでしょ？

君がここに来れば、木々が目覚め　大地が息づく

優しい風の香りが街中を包み

背中を丸めていた猫たちも　広場に集まり

お年寄り達も笑顔で朝を迎える

君はいつ来るの？　あと　どれくらい？

はやくおいで　みんな待ってる

早く君に逢いたい

春と云う名の　君・・・

 

 

カラダ

友達が子宮系の病気の検査でひっかかった

同い年

不安な気持ちは底知れないだろうとおもう

同じ不安を私は去年味わった

今となれば大袈裟だけど

「もう駄目だ・・・」

そう思った

時と共に衰え逝くカラダ

生を受けたものの宿命でもある

それは

花も木も　虫も鳥も・・・

人はそれらを

できればゆるやかに迎えたいと思う

突然の衰弱は

心にも痛みを与える

大切な命を

誰が大切にしてくれるのか

それは自分

もし、肉体が衰弱しても

受け止められる強い精神があれば

人は必ず回復できる

病は気から・・・

どんな医学にもまさる

幸い友は強い

私も見習わなければならない

同じ時を過ごす者として・・・

                                                                 

風の夜

　みしみしと窓ガラスに風があたる

やだなぁ・・・

いちいちドキッとするじゃないの

部屋の中は暖かいのに

外の寒さを思って身がちぢむ

わかったから！

はいはい、今は真冬です

もう、いいって！

冬が自己主張する

本当は食器用洗剤も切れてるし

珈琲も煙草も残り少ない

けど、目の前のショップにさえ

出る気がしないわ

早く春がこないかねぇ・・・

自分の事色々・・・

私はよく　なんでも見透かされるようだと云われる

どうしてだろう？

誤魔化しが効かない人

勘のいい人

そう云われてきた

本当にそうなのか？

心理学を学んだわけでもなく

多少興味があって、関係する本を読み漁った事がある程度だし

だのに、相手の嘘がなぜわかってしまうんだろう？

付き合ってきた男にも友達にも同じ事を云われてきた

「お前には嘘つけんな」「あんたには隠せないわ」

嘘ついて欲しい時もあった

隠し通して欲しい時もあった

そう云うとき私はだんまりを決め込む

嘘を責めるでもない　ただただ知らぬふりをする

そんな私にある男が云った

「肩を並べて歩きたかった」

その時は、意味がわからなかった・・・

今日、その男と久しぶりに電話で話しをしたので

あの頃の話をして　どういう意味だったか聞いてみた

「千紗はいつも先を歩いてる感じがした」

そう云われた

いつも追いつけないところに行こうとすると・・・

それも、人が歩かないようなところをわざわざ行こうとするんだと

ふうん・・・そうなのかなぁ

自分じゃわからない　

友達にも似たような事を云われたのを思い出した

「あんたはわざわざ　ややこしいとこ歩くからなぁ・・」

うむ・・・やぱそういうとこあるんかな？

15分ほどの会話の中で　意外な「自分」を見た気がした

人が思う事って自分が思う事と違うんだなぁ・・・

誰かの中の私、私の中の私

どちらも私なんだろうな・・・

もし、私が死んだ時　私はどんな私で残るんだろう

なんか　一番私に近い私で残りたい

変な云い方だけど　ちょっとそんな風に思った

そして今日・・・

携帯用灰皿を買った

夕暮れの公園

今日はスーパー安売り

そや、卵もないし・・・

ちょっくら散歩がてらに覗いてみるか

月末の土曜日のスーパー

みんな家族で外食か？

こころなしか空いてるわぁ

鯖が安かった200円ｗ

あとは大して食べたいものもないし・・・

Σ(-`Д´-；)

また、おまえか・・・

今朝も会ったな

悪いが、遊んでいるひまはない（謎ｗ

あれ？

雲が竜巻みたい

地震雲ぢゃあないやろね

たまには違う道から帰ろう・・・

住宅地の中の公園

誰もいない・・・

(ノд・。) ｸﾞｽﾝ

なんかちょと寂しくなってきちまったい！！

見上げた空も暮れてきて・・・

今夜満月見れるかなぁ・・・

今朝のあいつ・・・

土曜日の朝は必ずこいつが現れる